入校規約

第1条(入校資格)

次の各号に掲げる事項に該当する方は、入校することができない場合があります。

⑴ 法律で定められた年齢に達していないためや運転経験年数が基準に達していないため、取得しようとする免許の受験資格がない方。

⑵ 法律で定められた視力、聴力、色彩識別及び運動能力に支障のある方。

⑶ 自動車の運転に支障を及ぼす身体障害や運転に影響する病気、症状等がある方。(警察署又は運転免許センターで「適性相談」を受けていただく必要があります。)

⑷  交通違反等で現に行政処分中、又は過去に行政処分を受け最寄りの警察署等で「受験相談」を受けていない方。また、紛失等で現有免許証を所持していない方。

⑸ 提出書類に不備のある方、及び教習料金の支払い手続きに支障のある方。

⑹ 日本語を理解することができない方。

⑺ 妊娠中の方。

⑻ 集団行動、集団生活になじめない方。

⑼ 未成年者で保護者の承諾を受けていない方。

⑽ 未成年者で飲酒、喫煙を常習的に行う方。

2 前項各号に掲げる事項に該当する事実を偽って入校し、卒業後に本免許証の拒否又は保留の処分がなされた場合、当校としては一切責任を負いません。

 

第2条(入校申込手続き)

入校にあたっては、入校申込書に必要事項を記入し、免許証のある方は免許証のコピー、ない方は日付の新しい住民票(本籍地・国籍等記載、本人のみのもの)1通を添えて、お申込みいただきます。(外国籍の方は、旅券、在留カード等の提示が必要となります。)

 

第3条(入校契約の成立の時期)

入校契約は、お申込み後、教習料金を全額受領した時に成立するものとします。

 

第4条(入校者の心得)

入校後は、指導員等職員の指示及び教習規則等に従っていただくとともに、次の各号に掲げる事項を厳守していただきます。

⑴ 当校内及び当校近郊において、他の教習生等に粗暴な言動及び危険行為、 違法行為、暴力行為等の社会の公序良俗に反する行為はしてはならない。

⑵ 指導員及び検定員に対して、正当な業務を妨害する行為はしてはならない。

⑶ 健康増進法の施行を受け、健康と福祉を確保するため、当校の構内は全面禁煙(電子タバコ等を含む)とします。

2 前項に反する行為等が認められた場合は、当校の管理権に基づき退校処分若しくは契約を解除させていただきます。この場合「転校の手続き・教習料金の返金」は一切いたしません。

 

第5条(教習料金)

教習料金については、別紙「規定料金表」のとおりとします。

 

第6条(追加料金)

次の各号に掲げる事項に該当する方は、別途追加料金をいただく場合があります。

⑴ 規定時限数を超えた場合。

⑵ 検定不合格後に補修教習を受けた場合。

⑶ 仮免学科試験の再試験を受けた場合。

⑷ 自由教習・再検定等を受ける場合。

⑸ 教習中の事故及び自己都合により教習を中止する場合。

2 車種、コース別の追加料金は、別紙「規定料金表」のとおりです。

 

第7条(日程等)

  当校では、皆様のご予定等を伺い、完全一括予約制で教習計画を作成いた

します。したがって、ご入校してから次のような私的理由による教習計画の変

更は原則としていたしません。

⑴ 自己都合により教習のキャンセル等による教習計画の変更

⑵  学科試験不合格等による教習計画の変更

但し、豪雨や積雪等天候により教習が一時中断・中止された場合及び送迎バスの遅れにより教習時間に遅れた場合には、日程等計画を変更いたします。

また、技能補習及び検定補習による計画変更を行う場合があります。

 

2 前項の私的理由により、教習計画の変更が生じた場合には、キャンセル待ちをして、教習を補填していただくことになります。

但し、諸般の理由により、教習予約の変更が生じた場合には、事務手数料として「5,000円+消費税」をいただきます。

3 キャンセル待ちについては、前2項の私的理由による計画変更のみとし、早期取得するためのキャンセル待ちは受け付けません。

 

第8条(送迎) 

教習生は、無料送迎バスを利用することができます。

⑴ 送迎は予約制です。教習日の3日前までに時間と場所を受付に申し出てください。

予約をキャンセルする場合には、必ず受付まで連絡をしてください。

⑵ 無断キャンセルが3回以上あった場合は、以降の送迎はお断りいたします。

⑶ 送迎時間等は、天候や交通事情により変わる場合があります。

詳細については、「送迎コース」のとおりです。

⑷ 卒業後及び当校の休業日には利用できません。

 

第9条(契約の解除等)

入校申込後、お客様の都合により入校取り消し、教習予約の取り消しをした場合には、次に定めるキャンセル料をお支払いいただきます。

⑴ 入校取り消しに伴うキャンセル料

・入校日の7日前までの場合・・・・・・・・5,000円+消費税

・入校日の6日前から入校日前日の場合・・20,000円+消費税

・入校日当日の場合・・・・・・・・・・・30,000円+消費税

⑵ 教習予約の取り消しに伴うキャンセル料

・教習予約を当日キャンセルした場合は、キャンセル料として一律

「1,000円+消費税」(1時限のみ)をお支払いいただきます。

・酒の臭い(二日酔い)等により、技能教習を行うことができなかった場合も同様とします。

2 入校後、お客様の都合により中途解約される場合には、当校所定の計算方法に基づき、当日までの必要経費の実費、解約手数料を差し引いて精算し、返金いたします。但し、教習の進度によっては返金できない場合、あるいは追加料金を請求する場合があります。

(必要経費の実費とは、入校料・学科教習料金・技能教習料金・検定料金・適性検査代・教材費・施設車両整備費等を指します。)

 

3 教習生が次の各号により退校処分になった場合には、教習料金の返金はいたしません。

⑴ 第4条の規定により退校処分になった場合。

⑵ 事実を偽り入校申込した場合及び入校申込に関して虚偽事項が判明した場合。

4 地震・水害・雪害等の天災地変、その他当校の責めに帰することのできない事由や不可抗力により、安全かつ円滑な教習の継続が不可能となった場合は、契約を解除する場合があります。この場合、「転校の手続き・残金の返金」をいたします。

5 当校の責任により監督官庁からの営業停止処分が発生した場合は、契約を解除するとともに「転校の手続き」をいたします。

 

10条(当校の免責事項)

次の各号に該当し入校者が損害を被られた場合、当校は休業補償や損害賠償等、金銭を含む一切の責任は負いません。

⑴ 入校申込時の適性試験等で不適性となり入校できなかった場合。

⑵ 中途解約した場合。

⑶ 第9条4項5項の事由が生じた場合。

⑷ 入校者や相手による故意又は不注意による事故・盗難・いたずら・傷病等により損害を被った場合。

⑸ 教習中の事故による損害で、当校が加入する損害保険の補償範囲の限度を超え損害を被った場合。

 

11条(合宿入校者の制限・排除)

暴力団関係者等及び刺青(タトゥーを含む)をされている方の入校申込は

お受けできません。

2 契約の成立後、申込者が暴力団関係者等に該当することが明らかになった

場合、直ちに契約を解除し、返金はいたしません。

 

12条(合宿入校者の交通費ならびに宿泊代)

合宿入校者に対する交通費は、当校の規定により支給いたしません。

2 中途退校の場合、宿泊代の精算はいたしません。(当校負担分である為)

13条(宿泊施設規約)

合宿入校者の宿泊施設となる提携ホテルには、宿泊約款がございますので、必ずお守りください。宿泊約款違反が認められた場合は、退校処分とし、教習料金等の返金はいたしません。

2 前項の違反のほか、次について違反が認められた場合は、退校処分とし、教習料金等の返金はいたしません。

⑴ 合宿期間中に飲酒し、二日酔い等が発覚した場合。飲酒は自粛してください。

⑵ 門限を守らない場合。宿泊施設の門限は厳守とし、門限以降は宿泊施設、他の宿泊者、近所の迷惑にならないようにしてください。

⑶ 宿泊施設に許可なく部外者を入室させた場合。男性施設への女性の侵入及び女性施設への男性の侵入は、終日厳禁とします。

⑷ 宿泊施設内で、風紀等を乱し他に迷惑をかける行為をした場合。

⑸ 宿泊施設の設備等を故意に破損した場合。

⑹ 喧嘩等のトラブルを起こした場合。

3 1項、2項以外に宿泊施設内では、次の事項にもご注意ください。

⑴ 指定場所以外での喫煙は禁止とします。

⑵ 盗難、紛失については、一切責任を負いませんので、自己管理を徹底してください。

⑶ 外出時は宿泊施設の部屋の照明等の電源は消し、必ず施錠してください。

⑷ 宿泊施設の備品は大切にお使いください。卒業時に破損、故障、紛失があった場合は、修理費用等を弁償していただくことがあります。

 

14条(合宿入校者の食事)

朝食と夕食は宿泊先の提携ホテルが用意し、昼食は当校が用意いたします。ただし、ホテルレストランの休業日は食事の提供はいたしません。

 

15条(個人情報の取扱い)

入校申込書等に記載していただいた個人情報については、免許取得のための教習に使用するほか、特定の利用目的以外に使用することはありません。また、取得した個人情報は、法令に基づく場合を除き、第三者に提供することはありません。

詳細については、入校申込書の裏面に記載の「当教習所の個人情報の取扱について」及びホームページに掲載の「個人情報保護方針」のとおりです。

 

 

 

附 則

令和 6年10月10日 改訂施行

 

 

 

 

入校規約 細則

 

入校規約 第1条 (入校資格)入校できない場合 の(6)について

 

自動車学校の学科教習、技能教習、技能検定等は、すべて日本語で行います。ここでいう「日本語を理解することができない方」とは、この教習等に必要と思われる日本語の理解が困難なため、免許を取得するまでの各期限に間に合わない可能性のある方のことです。

 

1.道路交通法という法律の勉強

自動車学校の学科教習は、道路交通法を中心とした法律の勉強をしていきます。法律用語ですので一般的に使用する日本語とは違います。日本語で日常会話ができる程度では、それを理解できるようになるまでに、相当の時間が必要です。

免許を取得するには、必ず学科試験を受験しなければなりませんが、学科試験の問題はこの道路交通法の理解ができていないと、合格が困難となります。

 

2.各期限 等

修了検定を合格した後に仮免許の学科試験を受験します。3ヶ月以内にこの学科試験に合格できないと修了検定の合格までが無効になってしまいます。また、受験する毎に公安委員会への仮免許申請手数料(1,700円)が必要になります。全て有料となります。

仮免許を取得して自動車学校を卒業した場合、1年以内に免許センターでの本免許の学科試験に合格しなければ、自動車学校の卒業まで無効になってしまいます。

 

3.各学科試験の合格基準

合格基準は高く設定されています。仮免許の学科試験は文章問題が50問で90点以上(時間30分)、本免許の学科試験は文章問題90問とイラスト問題5問で90点以上(時間50分)の成績が必要です。これがクリアーできない限り、最終的に免許は取得できません。

 

以上の事由から、中野自動車学校では、入校する方に必ず免許取得できるよう、次の入校基準を設けています(正式な入校ではないため、送迎はできません)

① 対象

外国籍の方 及び 入校にあたって不安のある方

② 方法

・各種テキストを購入していただきます(日本語の学科教本 2,000円  日本語の問題集 2,000円 但し、外国語の学科教本については、時価)。

・一段階の学科教習項目1~10を順不同で各一回受講します(受講料は無料)。

・その後、仮免許の学科試験と同等レベルの模擬試験50問(30分)を受験します。

③ 入校許可基準

模擬試験の結果が100点満点で86点以上の成績の方を正式に入校可とします。